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翻刻
【柱】古今巻七 〇十
皇(わう)十年/百済(はくさい)国より暦(れき)本天文地理/方術書(はうじゆつのしよ)を
奉りてより此かた道をならひ伝て今にたゆる事
なし其中に秘術しるしをあらはして奇異(きい)多(おほ)く
聞ゆくはしくしるすにいとまあらず
【295】御堂(みどうの)関白殿御物/忌(いみ)に解脱寺(げだつし)僧正観修/陰陽師(をんやうし)
晴明(せいめい)医師(いし)忠明(たゝあき)武士/義家(よしいへ)朝臣参/籠(らう)して侍けるに
五月一日/南都(なんと)より早瓜(はつうり)を奉たりけるに御物忌の中
に取入られん事いかゞあるべきとて清明(せいめい)にうらなは
せられければ清明うらなひて一つの瓜に毒気(とくき)さふら
ふよしを申て一をとり出したり加持せられば毒気/顕(あらは)