Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 495

ページ: 495

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れ侍べしと申ければ僧正に仰て加持せらるゝに しばし念誦の間(ま)にそのうちはたらきうごきけり其時 忠明に毒気治すべきよし仰られば瓜を取まはし 〳〵見て二所に針(はり)を立てげり其後瓜はたらかず成 にけり義家に仰て瓜をわらせられければ腰刀(こしかたな)をぬ きてわりたれば中に小蛇(こへび)わだかまりて有けり針(はり)は 蛇(へひ)の左右の眼(まなこ)に立たりけり義家何となく中をわ ると見へつれども蛇の頭(かしら)を切たり名をえたる人々 のふるまひかくのごとしゆゝしかりける事也この事 いづれの日記にみえたりといふ事をしらね共/普(あまね)く    【柱】古今巻七        〇十一