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に随て和気の姓(せい)を給はせける後には諸陵正(みさゝきのかみ)に
成て子孫いまにたへず
【299】野々宮左府おさなくおはしける時母儀さまをやつし
てぐし奉て播磨(はりま)の相人とてめいよの者ありけるに
行て相を見せさせられけり相人よく〳〵見申て必一に
いたり給べきよしを申けり母儀あらがひて是はさ程
の位にいたるべき人にあらずさふらひ程の子にて侍
なりとの給ひければ相人申けるはまことに侍(さふらい)にておはし
まさは検非違使(けびいし)などに成給べきにやいかにも大臣の
相おはします物をと申けり後徳大寺(ごとくだいじ)左大臣の末の
【柱】古今巻七 〇十三