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に百/度(と)をなんしけるはたして四品ゆるされにけり
俊乗(しゆんじやう)坊東大/寺(じ)を建立(こんりう)の願を発(をこ)して其/祈請(きしやう)のために太神宮
に詣(まう)でゝ内宮(ないくう)に七ケ日さんろう七日みつる夜(よ)の夢に宝珠(ほうじゆ)
を給ると見侍ける程に其/朝袖(あさそて)より白珠(はくじゆ)おちたり
けり目出て忝思ひてつゝみ持(もち)て出ぬ扨又外宮(けくう)に
七日さんろう先(さき)のことく七日みつる夜の夢に又前のことく珠(たま)
を給けり末代(まつだい)といへども信力(しんりき)のまへに神明感応(しんめいかんをふ)をた
れ給ふ事かくのごとし其玉(たま)一(ひとつ)は御/室(むろ)に有けり一つは
卿(きやうの)二品のもとに伝はりて侍ける夢に大師(だいし)汝(なんぢ)は東大(とうだい)
寺つくるべきもの也としめさせ給ひけるはたしてかくの