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翻刻
【柱】古今巻八 〇八
のをはりの段を喪親章(さうしんのしやう)となづけて喪礼(さうれい)の儀式(きしき)迄
しるせり是等も見るべし聖教(せうけう)には孝養(けうよう)父母(ぶも)奉仕(ぶし)
師長(しちやう)をもて往生の本とせり身体/髪膚(はつふ)を父母
にうけたり生のはじめなれば恩徳(をんとく)の最高(さいかう)なる父母
にすぐべからず凡人は上には忠貞(ちうてい)のまことをつくし
下には憐愍(れんみん)の思ひをふかくし父母親類には孝行の
心をむねとして友にあらそはず人かろしめずして
仁義礼智信の五常をみだざるをとくとすべし
又夫婦の中をば忠臣の道にたとへたり女はよく夫に
心ざしをいたすべき也さればかしこき女はたがへにそ