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あへりけるとぞ
【318】道命/阿闍梨(あしやり)と和泉式部と一つ車にてものへ
ゆきけるに道命うしろむきて居たりけるを和泉
式部などかくはゐたるぞといひければ
よしやよし昔やむかしいがぐりの
えみもあひなはおちもこそすれ
【319】刑部卿/敦兼(あつかね)はみめの世ににくさげ成る人也けりその
北の方ははなやかなる也けるが五節を見侍りけるに
とり〴〵にはなやかなる人〴〵の有を見るにつけても
先わが男のわろきを心うく覚へけり家に帰りて
【柱】古今巻八 〇十一