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みだりに我を恨(うらむ)る愚(おろか)とはぢしめ給ふとみてさめに
けり其後さんげして一/期(ご)をかぎりて此役をつとめける
程に眼(まなこ)もあきにけり
助僧正覚讃(すけのそうじやうかくさん)は先達(せんだち)の山ぶし也那/知(ち)千日行者/大峰(おほみね)数度
の先達也五十にあまりて有職(うしよく)にも補(ふ)せざけるをうれへ
若王子(にやくわうじ)によみて奉りける
山川のあさりにならてよとみなは
流(なが)れもやらぬ物やおもはん
夢の中に御返事を給りける
あさりにはしばしよとむそ山川の
【柱】古今巻一 〇二十四