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顕(あら)はすべしと仰られけるを小侍従いかにも其事は
かなひ侍らじとふかくいなみ申けるを扨は懺悔(さんけ)の本
意せんなしとてしゐてとはせ給ければ小侍従打わら
ひてさらば申候はん覚へさせおはしまさぬか君の御位の
時其年其比たれがしを御使にてめされて候しは
よも御あらがひは候まじ若(もし)むねたがひてや候と申
たりけるに人々どよみにて法皇はたへかねさせ給て
にげいらせ給にけるとなん
【323】
紫金台寺(しこんだいじ)御室(おむろ)に千/手(じゆ)といふ御/寵童(てうどう)有けりみめ
よく心さま優(ゆう)也けり笛(ふへ)を吹今様などうたひければ
【柱】古今巻八 〇十五