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翻刻
【柱】古今巻八 〇十七
あらたまりにけんかし
【325】頭中将/忠季(たゞすへ)朝臣/督典侍(かうのすけ)を心がけて年月をかさ
ねけれどもいかにもなびかざりけるに或夜雪のいたく
ふりたりけるに家より馬に乗りて参内しけるみちの
ありさま雪の面白さなどをはじめより絵に書て
六位をかたらひて彼局へなけ入させたり督(かう)のすけ取みて
あはれとや思ひけん又絵にやめでけんそれよりあひに
けり其後久しくかよひて少将/親平(ちかひら)は彼腹(かのはら)に
なんもうけける
【326】大宮権/亮(すけ)といひける人ある宮はらの御方/違(たがい)の御