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と問たりけれは宗任となのりたり矢つぎのはや
きこそはしたなけれといはれけり強盗(ごうどう)共此こと
葉(は)を聞て八幡殿のおはしましけるぞあなかな
しとてはふ〳〵にげうせにけるとなん
【339】同朝臣/若(わか)さかりにある法師の妻(め)を密会(みつくわひ)し
けり件(くたん)の女の家二条/猪隈(いのくま)へん也けり築地(ついち)に
桟敷(さんじき)をつくりかけて桟敷(さんじき)のまへに堀(ほり)ほりて其
はたに蕀(をとろ)なとをうへたりけりすこぶる武勇立る
法師なりければ用心などしける所也法師の
たがひたる隙をうかゞひて夜ふけてかの堀のかた
【柱】古今巻九 〇八