Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 624

ページ: 624

翻刻

生下野/敦延(あつのふ)《割書:敦高|子》つかうまつりけるに三遅(ち)の後敦延 が馬のひざより血(ち)はしりければ他の馬をのせかへら れんがためにいれられにけり二番左府生/下野(しもつけの)敦(あつ) 方《割書:敦利|子》右府生/秦兼則(はたのかねのり)うちいでける程に兼則 おとり心地おとりて勝負の心なかりければ追入 られて兼弘(かねひろ)敦延(あつのふ)又打出にけり左の馬もとより 口をうちけれども兼弘ならびなき上手なりければ 馬の失(しつ)をかへり見ずちかくまうけておりかへる事 十度にあまりけれ共敦延追はざりけり兼弘を はんとしければ敦延ちかくよせずかくて時を送る 【上欄書入れ】4    【柱】古今巻十        〇三