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翻刻
【柱】古今巻十 〇四
物共に向ひて師(し)子にや似たるといひたりければ御
気しきあしく成て所帯(しよたい)も相違してげるとかやか
やうの言葉は人によりていふべき也
【360】承安元年に五月会にて侍けるにや秦公景(はたのきんかげ)《割書:公正子》
下野の敦景《割書:敦則子》あはせられたりけるに公景はまう
け上手敦景はをひ上手なりければ案のごとく敦景追
てとりくみて馬場末にてとほりにけりともに興有
ければ両人めされにけり公景はもとより院の召次(めしつぎ)所
に候けり敦景/叡感(えいかん)のあまりに次日召次所に候
べきよし大宮大納言/隆季(たかすへ)卿奉行にて仰下され