Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 639

ページ: 639

翻刻

   【柱】古今巻十        〇十 りに不思儀(ふしぎ)にて久清丈尺にてうつて見ければ桙(ほこ) 例(れい)よりも一丈あまり遠く立たちげり彼僧か夢も 思ひあはせられて大明神の御はからひかたじけなく 覚へけり例(れい)の寸法にて立たらまじかははやくまけなま じ不思儀なりける事也此僧にはよろこひいひたり けるとかや敦文程のものに是程の勝負し出したり とて勝ながら御気色あしかりとなんまして負まし かば定てよかるまじきに明神の御はからひ忝かりけり 此久清度々/競(けい)馬仕けれ共一度もまけざりけり数すく なく乗てまけぬ者はおほかれどもかゝるためしは未