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翻刻
【柱】古今巻十 〇十三
て生(いき)いでさせ給て候が御/冠(かんふり)のひしげてえまいらせ給は
ぬと告たりければおのれらが烏帽子(ゑほうし)ぞかしといひ
たりければ則下人が烏帽子を引いれてあげて参
たりけるいみじう見へけり
相撲(すまう)強力(かうりき) 《割書:第十五》
【370】相撲は最手【ほて】占手或は左或は右皆/強力(ごうりき)の致所也と
いへども又取手の相度【書陵部本「遮」】事あるにや昔(むかし)は禁中にて其
節を行(をこな)はれ諸国に強力(こうりき)のものを尋めされけり
安元より以来/絶(たへ)て其名のみ聞口おしき事也