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翻刻
【371】延長六年閏七月六日中の六条院にて童相撲の
事有けり廿番はてゝ舞を奏(そう)す左は蘇合(そかう)右は
新鳥蘇(しんとりそ)次に新作の胡蝶(こてう)楽を奏(そう)しけりその曲
笛(ふへ)は忠房(たゝふさ)朝臣舞は式部卿親王作給ひける舞/終(おはり)
て船吉(ふなよし)実散楽を供しけり次に羅陵王(らりやうわう)駒形(こまかた)を
奏す式部卿親王に纒頭(てんとう)ありけるとかや
【372】相撲(すもう)宗平(むねひら)儀同(ぎどう)三司(さんし)の御もとへ参たりけり時弘(ときひろ)は
其御弟/隆家(たかいへ)の帥(そつ)の御方へ参たりけり帥(そつ)の仰に
よりて時弘(ときひろ)しきりに宗平(むねひら)をてこひもしまくるもの
ならば時弘が首(くび)を切られん宗平負は又宗平が
【上欄書入れ】16
【柱】古今巻十 〇十四