Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 65

ページ: 65

翻刻

   【柱】古今巻二        〇一 にけり敏達用明(びたつようめい)崇俊(すじゆん)【峻】天皇(てんわう)三代の間/邪信(じやしん)あひ交(まじは)り て帰依(きえ)いまだあまねからず推古(すいこ)天皇の御宇(きよう)厩戸豊(むまやどとよ) 耳皇子(みゝのわうじ)東圍(とうい)の位(くらゐ)にそなはり南面(なんめん)の尊(そん)にかはりて専(もつはら) ばんきの政教(せいけう)をたれて仏法の興隆(こうりう)をいたし給へりそれ より此かた仏法弘通(ふつほうこうつう)して効験(こうけん)たゆる事なし 我朝(わかてう)の仏法は聖徳太子弘(せうとくたいしひろ)め給へる所也太子は欽明(きんめい) 天皇(てんわう)の御孫(をんまこ)用明天皇(ようめいてんわう)の太子御/母(はゝ)は穴(あの)太/部(べ)の真人(まつと)の女(むすめ)也 御/母(はゝ)の夢(ゆめ)に金色(こんじき)の僧来(そうきたり)てわれ世をすくふ願(ぐはん)あり ねがはくはしばらく御腹にやどらん我(われ)は救世(くせ)ぼさつ家(いへ)は 西方(さいはう)にありといひておどりて口(くち)に入と見給てはらまれ