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翻刻
【柱】古今巻十 〇二十四
小熊(をくま)権之守/伊遠(これとを)と聞ゆる相撲/息男(そくなん)伊成(これなり)をぐし
てまいりたりさるべき方へめし入て酒などすゝめらるゝ
に弘光(ひろみつ)といふすまう又来けり同じく召くはへて盃酌(はいしやく)
たび〳〵に及間弘光/酒狂(しゆけう)のことばを出すあまりに亭主(ていしゆ)
の卿に向ひて申近代の相撲はせいなど大きに成ぬれ
ば左右なくほてをも給はりそのわきにもまかりたつ
めし【書陵部本「めり」】むかしは雌雄(しゆう)をけつして芸能(けいのふ)あらはるゝに付て
昇進(せうしん)をもつかうまつりしかば傍輩口をふさき世の人
是をゆるしき近代はいさみなき世にも侍りなど
申伊遠少し居なをりて是はひとへに伊成が事を