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翻刻
【柱】古今巻十一 〇六
て蹴(け)けるとなん此成光は三井寺僧/興義(かうぎ)が弟子
になん侍ける
【392】能通(よしみち)絵師/良親(よしちか)に屏風二百帖に絵を書せたり
けり其中/坤元禄(こんげんろく)屏風をは良親(よしちか)相伝の本にて
なん書侍ける大(おほ)女御まいり給ける時二条殿に
まいらせさせてんげり色紙形は四条大納言ぞかゝれ
ける更(さら)に又/為成(ためなり)をしてうつされけり正本は一の人の
御相伝の物に侍にこそ又/和漢抄(わかんのせう)は屏風には中巻
水を書上に唐絵(からゑ)をかき下にやまと絵を書たり
けり唐絵の屏風は実範(さねのり)つたへたりけるを成章(なりあきら)