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翻刻
よみ合するほどに左のかたより頭弁(とうのへん)人々共八人引つれて
参りたりかた〴〵うるはしくなりて三番(みつがひ)上達部の中に
さだめやられざりけるを殿上人の中より勝負(かちまけ)はいみ
有事なと侍しかばげに此絵共おぼろけにてはみさだめ
がたき事のさまなればとて勝負なしなか〳〵かちまけ
あらんよりはみだれておもしろかりけりあたらしき
歌をばをの〳〵つがはれけり相模(さかみ)が卯花の秀歌(しうか)
よみたるは此たひの事也
みはたせはなみのしからみかけてけり
卯の花さける玉川の里
【上欄書入れ】10
【柱】古今巻十一 〇九