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【401】後鳥羽院御幸供奉人ども誠にえらはせ給て御あら
ましに此定に御幸あらばやとて信実(のぶざね)朝臣に仰ら
れて三巻(みまき)の絹(きぬ)絵にかゝせられけり八条左大臣/光(くはう)
明峯寺殿(めうぶじとの)左右の大臣にて供奉し給へり目出たき
重宝にてぞ侍し今は修明(しゆめい)門院に侍とかや此御幸
御あらましばかりにて実(じつ)にはなかりけり
【402】順徳院の御位の時あたらしき御/琵琶(ひわ)の有けるをいか
なる名をかつくべきとて蔵人(くらんと)孝時(たかとき)に風俗(ふうぞく)催馬(さいば)
楽(ら)の名并に其歌の詞の中にさもありぬべからん
は申すべきよし勅定有ければ則注進しけり其中
【上欄書入れ】16
【柱】古今巻十一 〇十四