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の時はかやうに御まりに付て候御まりの候はぬ時は柳
しげき林きよき所の木に栖(すみ)候也御鞠このませ給ふ
代は国さかへ好人司なり福あり命ながく病なくを後
世までよく候也といふ又問国さかへ官まさり命長く
病せす福あらん事はさもやあらん後世まてこそあ
まりなれといへば鞠(まりの)性(せい)まことにさもおぼしぬべき事
なれど人の身には一日の中にいくらともなき思ひみな
罪(つみ)なり鞠を好せ給へは庭にたゝせ給ぬれば鞠の事
より外に思召事なければ自然(しぜん)に後世の縁(えん)となり
功徳(くとく)すゝみ候へばかならず好ませ給べき也御まりの時
【上欄書入れ】23
【柱】古今巻十一 〇二十一