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翻刻
【柱】古今巻十一 〇二十六
其相違有べからずとぞいはれける家平されども御文をつか
はして返事を取てもたせ給ひたらん可然候なんと
ぞいひける
【413】治承三年三月五日御方たがへのために院ノ御所七条
殿に行幸有て次日/御壺(みつぼ)にて御まり有けり主上
簾中(れんちう)にわたらせおはしましけり内大臣以下ひろびさし
にぞかたまらせ給ける法皇御付衣にて蹴(け)させおはしま
しけるに公(く)卿おりさせけるは御/気色(けしき)にて有けるにや
形部卿/頼輔(よりすけ)朝臣/赤(あかき)かたびらをぞ着たりける備後(ひんこ)駿河(するが)
などいふ法師/鞠足(きくそく)もめされたりけるとかやめづらし