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翻刻
【柱】古今巻十二 〇九
が云それはさる事なれ共外に両こうの所有是をこう
にしゐたらんずればまさる歒(てき)を取て勝べし両こうの
石をおしまれは目一のうへのこうつがさすまじければ也
形部房云両こうはさる事にて候へ共それをたのみて
目一の石いくまじきをせめてかへといはれなき事也と
たがひにあらそひてことゆきがたきによりて懸物を定(さだ)
めてあらがひに成にけり当世/囲碁(ゐご)の上手共にこと
はらせける先備中法眼/俊快(しゆんくわい)にとひたりければ両こう
にかせう一つとはこれか事なり法深房の理(ことは)り也と定(さだ)
めつ次に珍覚僧都(ちんかくそうづ)にとふに又法深房の理也と