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翻刻
さだむ次に如仏(ぢよふつ)にことわらするに判に云目一ありと
いへ共両こうのあらんには死石にあらずといへり自筆に
勘(かんかへ)て判形くはへてをくりたりけり此上は又判者なけれ
ば法深房の勝に成りてげり形部房懸物わきまへ
風呂たきなどしてきらめきたりけり抑しはすの二十
九日さしものまぎれの中に囲碁(いご)をうつたに打まか
せては心/付(つき)なかりぬべきに所々人つかひをはしらかして
判ぜさせけるこそ罪(つみ)ゆるさるゝ程の数寄(すき)にて侍れ
俊快(しゆんくわい)法眼は感歎(かんたん)入興しけるとぞ
【上欄書入れ】13
【柱】古今巻十二 〇十