Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 79

ページ: 79

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   【柱】古今巻二        〇七 する事をえずと是によりて長渕(ながす)のはまに至(いた)りてなまし き魚(うを)を求(もとめ)てこれをすゝめ給ふに同しくは味(あちはひ)をとゝのえ てあたへ給へと申せば上人みづから塩梅(あんばい)をして其/魚味(うをのあち) をこゝろみてあぢはひとゝのふる時すゝめ給ふに病者是 をぶくすかくて日を送(をく)る又云/我病温泉(わがやまひをんせん)の効験(かうけん)をたの むといへとも忽(たちまち)にいえん事かたし苦痛(くつう)しばらくもしのび がたしたとへをとるに物なし上人の慈悲(じひ)にあらては誰(たれ)か 我をたすけんねがはくは上人我いたむ所のはだへをねぶり 給へしからばおのづから苦痛(くつう)たすかりなんといふ其/体焼爛(たいしやうらん) してその香(にを)ひはなはたくさくして少もたへこらふべくも