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翻刻
【柱】古今巻十二 〇十九
覚へ候ていかにものがるべくも覚へ候はでからめられ
候へぬると申たりければ御気しきあしくもなくて
をのれめしつかふへき事也とてゆるされて御/中間(ちうげん)に
なされにけり御幸の時は烏帽子(ゑぼうし)かげしてくゝりたかく
あげてはしりければ興ある事になんおぼしめされ
たりけり
【437】承久の比/内裏(たいり)へ盗人を追(をい)入たりけるを所の衆/行(ゆき)
実(さね)記録(きろく)所辺にてからめ取けり行実(ゆきさね)件の盗人に
しろき水干袴に紅のきぬ着(き)せてざうもつくびに
かけさて北陣をわたして検非違使(けびいし)にうけとらせられ