Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 794

ページ: 794

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けり行実は衣冠(いくわん)に巻纓(まきえい)して深沓(ふかくつ)をぞはきたりける 佐々木判官/廣綱(ひろつな)白襖(しらあを)に毛沓(けぐつ)はきて郎等廿人に一色 の鎧(よろひ)きせうけ取けりゆゝしき見物にてぞ侍ける北陣 の門前に犯人(ぼんにん)を引すへたりけるを廣綱が下/部(べ)すゝみて うけ取て引たつる所に犯人がいはくしばらくまたせ給へ 申上べき事候とて一首の歌を詠し侍ける   あふみなる鏡(かゝみ)の山に陰(かけ)見へて    さゝきのへとてわたりぬるかな かゝる中にいづくに胆魂(きもたましい)有てあんじつゞけるにかあ はれなりといふことはなくて盗人たましゐの程あらは 【上欄書入れ】24    【柱】古今巻十二       〇二十