Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 804

ページ: 804

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の給物(きうもつ)をたまはせたりければ小殿悦て今はかくて 一期身やすくてやみなんすれば思ふ事候はず祗候(しこう)の 間にはいかにも御所中并/御近辺(ごきんへん)には狼藉(たうぜき)の事 あらすましく候とて一向に御とのゐして奉公をいたし ければ誠にかひ〴〵敷其あたりには夜るの恐なかり けりかゝる程に真木島(まきのしま)の十郎といふ強盗(がうどう)の張本(ちやうほん)有 年比/使庁(してう)武家(ぶけ)うかゞへ共いかにもからめえざりける を康仲此小殿に云やう汝がはじめより約束/偽(いつはる) 所なくは彼十郎からめさせよと云小殿則/承伏(じやうぶく)し にけり小殿が云く十郎はゆゝしきつは物也たやすく 【上欄書入れ】28    【柱】古今巻十二       〇二十五