Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 813

ページ: 813

翻刻

   【柱】古今巻十二       〇二十九 中にあてゝはなちたるに少もはづるべし共おもはぬ をおとりあがりて矢をしたに六寸計さげて通しつ射 られてやりてはねてかゝるにいかにも又矢つぎすべし 共おぼへで竹折戸の内へはしり入侍しを大殿さる 心はやき者にて事有とさとりて中戸に太刀を ぬきて入らんものを切んと待て立たり平六がいる をとく入(いれ)と手をあがきしかばはやくいりしにこの法 師つゞきて入候を大殿ぬきまうけたる太刀にて よく切侍ぬと見へし程に法師取もあへずさいぼう にてあはせて則大殿が額(ひたい)を打てうつべしに打ふせ