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てよめる
ぬす人はながはかまをやきたるらん
そはをとりてぞはしりさりぬる
【445】花山院の粟田口(あはたくち)殿の山のわらびをあまりに人のぬ
すみければこもり縁浄(ゑんじやう)法師よみ侍ける
山守のひましなければかきわらひ
ぬす人にこそいまはまかすれ
【446】横川(よかは)の恵心僧都(ゑしんそうづ)の妹(いもと)安養(あんやう)の尼(あま)のもとに強
盜入にけり物どもみな取て出にければあま
うへは紙ふすまといふもの計を引着て居られ
【上欄書入れ】34
【柱】古今巻十二 〇三十一