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翻刻
【柱】古今巻十三 〇一
【449】承平四年三月廿六日天子/常寧殿(じやうねいでん)にて皇太后(くわうだいこう)の
五十算(いそじの)の賀(が)せさせ給けり廿七日/後宴(ごえん)に式部卿の親王(みこ)
以下参り給/舞曲(ぶきよく)を御覧ぜられけるに左大臣右大臣
右大将/保忠(やすたゞ)卿大納言/恒佐(つねすけ)卿庭におりて崑崙(こんろん)を舞
給けりこれ故実(こじつ)たるよし吏邦王(りほうわうの)記(き)し給ひて侍とかや
其後なを管弦(くわんげん)の興有けり
【450】康(かう)和四年二月九日御/賀(が)の試楽(しがく)ありけり左右内大
臣以下参給けり参入/音声(をんぜい)に賀王恩(がわうをん)を奏(そうす)先/万歳(まんざい)
楽(らく)右大臣御前にして筝(さうのこと)を弾(たん)じ給/次(つぎに)地久次に春鴬囀(しゆんあうでん)
この間に管弦物具を楽(がく)屋へくだされける左大弁/毘(び)