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翻刻
【柱】古今巻十三 〇八
せ給はぬよし冥官申とある人の夢に見たりけり重(しけ)
隆(たか)旧臣(きうしん)のよしみにてかく申けるにこそあはれ成事也
鳥羽院此事を聞召てさま〳〵の御事共ありてとふら
ひまいらせられけり
【459】
仁平元年九月七日夜/菅登宣(すげのなりのぶ)が夢に故(こ)式部権少輔
成佐(なりすけ)法師かたちにてやせいま〳〵しげにてあをき衣に
はかま着て三/途(づ)をのがれざるよしをかたる登宣平
生にたつる所の義いかにと尋ければ炎魔(えんま)王の疑難(ぎなん)
をえては其儀のぶる事あたはずといひけり成佐/漢(かん)
才(さい)に長じてよく仁義礼智信をしりたりけれ共後生