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死しての悲(かなしみ)を地下にもとむれば覇淩(はりやう)【書陵部本「覇陵」】の水/転(うたゝ)明(あきらか)也
分段の習こりはてぬ親共ならじ子ともならじ上界
の望は猶ふかし我ためにも人の為にも只此句計
をいひてかねを打たりける取あへぬ程にめてたく
ぞつらねたりける生(いき)ての別(わかれ)天外に尋れば蜀山(しよくさん)
の雲はるかに隔(へたゝ)れるといへるは隠岐(をき)の御所の事
也かれも是も誠にかなしき事也前後相違の御
追(つい)善あはれつきがたき事也
【469】従二位/家隆(かりう)卿はわかくより渡世のつとめなかりけ
るか嘉禎二年十二月廿三日病におかされて出(しゆつ)
【上欄書入れ】16
【柱】古今巻十三 〇十四