← 前のページ
ページ 856 / 1317
次のページ →
翻刻
【柱】古今巻十三 〇十五
今/生身(せうしん)の仏/来迎(らいかう)し給はんずれば本尊よしなしとそ
いはれけりさていたゞきあらひてよきむしろなどしかせ
られけり親父身まかりてつきの年服ぬぎす【「す」は「得」ヵ。書陵部本「侍」】て後
いせに下りて侍しにいく程なくて母又身まかりしかば
いそぎのぼりて侍しに隆祐(たかすけ)のもとより
たちかへりふちの衣やしほるらん
つくしはてにし涙とおもへは
いかはかりおりしくなみにたちにけん
人もかれにしいせのはまおき
【470】生者必滅(せうしやひつめつ)のことわり会者(ゑしや)定離(でうり)のならひたかきも