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くたれるものがるゝ事なければわきておどろくべきに
あらね共ちかくまのあたりかなしかりしは四条院の御
事也玉体ことにつゝかなくて御みめもたぐひなくわた
らせおはしましゝに仁治三年正月六日俄に御/不予(ふよ)の
事有て七日節会に御出もなし前ノ大僧正/良尊(りやうそん)
法印房能/清厳(せいごん)など心肝(しんかん)をくだきて祈(いのり)奉りしか
ども其しるしもなし廿二社の奉幣(はうへい)非常赦(ひぢやうのしや)をみ【「み」は書陵部本「こ」】なは
れしか共更に益(えき)なし九日/寅刻(とらのこく)に御歳わづかに十二
にてかくれさせ給にし事たとへをとるにためしなき
事也十九日御入/棺(くはん)廿五日御/葬送(そうそう)也中十六日をき
【上欄書入れ】18
【柱】古今巻十三 〇十六