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まいらせしかば玉体みなかはりはてゝなつかしううつくし
かりし御にほひもあらぬ御事にならせ給し事心なき草
木まてもみなうちしほれたる世のしきいまださめやらぬ
ゆめの心地也かぎりのたびの行幸には左大臣【藤原良実】右大臣【藤原実経】
前内大臣【藤原家嗣ヵ】按察使(あぜち)【藤原伊平】大宮大納言【藤原公相】高倉大納言【藤原実持】万里小路
大納言【藤原公基】帥(そつ)【藤原資頼】大宮中納言【藤原実雄】中御門二位【藤原宗平】侍従宰相【藤原資季】右宰相中
将【藤原公光】右兵衛督【源有資】六条ノ三位【藤原家清】以下/侍臣(じしん)数輩(すはい)衣冠(いくはん)に纓(えい)をまき
てわら沓(くつ)をはきて供奉有し目もあてられざりし
事也当御時蔵人をへたる諸太夫六人おなしく衣冠に
纓(えい)をまきて火をともして御/車(くるま)の左右につかうまつり