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翻刻
き前後の武士其数をしらず其夜/泉涌(せんゆう)寺の山に
おさめ奉りて立帰る人々の心の中をはかるべし大臣三
人かく供奉し給事むかしも有がたきためしにや西山
の澄月(てうげつ)上人申されけるは此御事などを見て厭離穢土(えんりゑど)
の心もなからん程の人はいかにも道心おこりて仏道に
至らん事はあるまじき也是程にあはれにかなしき事
はいかでかあらんとぞの給ひける此事げにもとおほへ
侍る也
【471】明義門院寛元元年三月廿九日にかくれさせ給ひ
しに侍従/隆祐(たかすけ)備後ノ国にて聞参らせて読て送侍し
【上欄書入れ】19
【柱】古今巻十三 〇十七