Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 861

ページ: 861

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ひそかに内裏を出させ給て御出家有けり惟成(これなり)すなはち もとゝりを切て義懐(よしかね)卿にいひけるは貴殿忝も外/戚(せき)と しておもくおはしつるに外人と成て今更なる世にまじ はらん事はいかゝ案じ給ふと義懐(よしかね)我も其由を存じ まうけたりといひて同しく出家してげり教訓(けうくん)にてし 給たればいかゞと世の人思ひけるに始終たうとくて 過終けり飯室(いむろ)にすみてよまれける   見し人もわすれのみゆく山里に    心なかくもきたる春かな 扨も彼御門世をそむかせ給事のおこりいと哀(あはれ)に 【上欄書入れ】20    【柱】古今巻十三       〇十八