Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 873

ページ: 873

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   【柱】古今巻十四       〇二 なくてなんおはしましける程にやがて御幸なり て御車やり入て階隠(はしかくし)の間(ま)さしよせておはし ましければみきをなんすゝめ奉られける朽葉(くちば)の かざみ【汗衫】きたる童(わらは)二人ひとりは沈(ぢん)の折敷に玉のさかづき 銀(しろかね)のさらに金(こかね)の橘(たちはな)一ふさをもられたるをもちたり けり一人は片(かた)口のてうしにさけを入て持たり二人 の童/寝殿(しんでん)のまへをへて階の子(こ)をなゝめにおり下(くだ) て御車へまいりけるさまいみしく優(ゆう)になん見へ侍る 酒はうるはしうならせ給ける橘は季通(すへみち)御供に候ける に給はせけり上皇かへらせおはしましけるまゝに