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ながら同時に死にけりふしきの事也此事いづれ
の日記に見へたりといふ事たしかならねどかく申
つたへたり江帥(ごうそつ)のしるされたるは宇治殿の御記に
昔有_二駿馬(シユンメ)_一負(マク)_二競馬(ケイバニ)_一食(メシ)_二殺(コロシタリ)其 ̄ノ乗尻(ノリジリヲ)_二到_二 ̄テ坂東(バントウニ)_一成(ナス)_二神馬(ジンメト)
《割書:云| 々》かゝるためしも侍りけるにこそ
【482】承保二年八月廿八日同院に行幸なりて競(くらべ)馬有けり
秦近重(はだのちかしけ)と下野助友(しもつけのすけとも)とつがひけり近重は御室(をむろ)に
参(さん)じて鞭(むち)加持(かじ)の事を申入助友は御室にひとし
き有験(うげん)の僧たれかはあらんと思めぐらして義範(ぎはん)
僧都(そうづ)のもとへむかひて申けり義範(ぎはん)のいはれけるは
【上欄書入れ】2
【柱】古今巻十五 〇二