← 前のページ
ページ 929 / 1317
次のページ →
翻刻
きてうはにともすれはうれへたいじやう【怠状】しけれともな
をゆるさずかゝる程に母賀茂へまうでけるに此少人を
ぐしたりけり下向の後さても賀茂にては何事を
申つるぞととはれてたゞ比巴をよくひかせさせ給へと
こそ申つれとぞ答へける此こと葉をあはれみてかん
だうゆるして小琵琶返しあたへければ悦て是より
心に入て道をたしなみ功をいれたる事第一也とぞ
重代の人はあはれふしぎ成事也七才の心にみちの
執心あはれなる事也
【498】行願寺に全舜(せんしゆん)法橋(ほつきやう)といふ者有けり鞠足(きくそく)筝(せう)
【上欄書入れ】18
【柱】古今巻十五 〇十六