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ば京へ人をはしらかして此由を奏せられければ摂政
殿此条にをきてはたやすく仰下されがたしかつは神
事をおさへらるゝ事其恐ありしかし今度荒序
なる【「る」は書陵部本「か」】らんにはと仰られければとゞまりけるとなん
景基ゆゝ敷侍ける申むねことわり也神慮重服
の御いましめもなし昇進(せうしん)今はとゞこほりなく
していまだ家になき五位/将監(しやうげん)までのぼりにける
めでたき事也
【500】前中納言/定嗣(さたつぐ)卿/和漢(わかん)の才先祖にもはぢざり
ければ寛元四年の脱履(だつり)のはじめより仙洞の
【上欄書入れ】20
【柱】古今巻十五 〇十八