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翻刻
【柱】古今巻十六 〇九
かなといへばそへにといらへておれば聞ゆる壇光(だんくはう)かな
といふ又そへにとこたふいざゝらば今一度とらんとて
又寄あひてとるに此度は壇光うてにけり其後いざ
れたかをへかいもちいくれうといへばさらなりとて
そこよりやがてぐして高雄(たかを)へ行にけりそれよりとい
になりけるとぞ
此/壇光(たんくはう)房を蓮花王院(れんげわういん)の供僧(くそう)になされたりけるに
大かた勤(つとめ)をせざりければぶぎやうの弁(へん)着到(ちやくたう)しておきた
りけれ共ふつと参らざりければ弁着到をとりよせて寛
快がつとめ日々に不参と《割書:云| 々》と書付てげり寛快(くわんくわひ)見て