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翻刻
【柱】古今巻十六 〇十
いけはきにせられさらんとかとはりや【「とかとはりや」は書陵部本「もことはりや」】
ほねとかわとのひつきさまには
此大納言はやせほそりたる人にておはしけれはかく返
しまいらせられけるとぞ
【522】皇太后宮太夫俊成/最勝光(さいせうくわう)院の花見侍ける次而
に御堂(みどう)をあけさせておがまんとて預(あづか)りを尋けるがを
そく来ければいかにと重(かさね)ていはするに鎰(かぎ)をもとめ
うしなひてと答けるを聞て何となく口すさみ
にかぎあづかるもじやうの大事やといはれたりけるを
こともなき女房の有けるが打聞て取あへず