← 前のページ
ページ 976 / 1317
次のページ →
翻刻
あけくれはさせることなき物ゆへに
と付たりけるたはふれにても俊成卿のいひ出し
たる事にきもふとくそ付たる女はなをそろし【「なをそろし」は書陵部本「なをおそろし」】
きもの也
【523】北院(きたのゐん)御室(をむろ)或(ある)かた夕ぐれに御前に人も候はてたゞ
一所御念/誦(じゆ)して御座有けるにいづこよりか来り
つらん大/床(ゆか)の辺(ほとり)より世におそろしげなる白髪(しらが)の
うば参りたりけりまたすをやをら引あけてゑみ
〳〵としていかにおそろしく思召候らんなど申て
きら〳〵とわらひて候げり御室(をむろ)の御心の内をしはか
【上欄書入れ】13
【柱】古今巻十六 〇十一