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しやうあらんとてひちりきそふく
かくよみければやがてゆるされにけり
【527】坊門院に年比めしつかふ蒔絵師(まきゑし)有けり仰らる
べき事有て急度まいれと仰られたりければ
あさましき大/仮名(かな)にて御返事を申ける
たゝいまこもちをまきかけて候へはまき
はて候てまいり候へしとかきたりけりこの
文のことばゝあしさまによまれたりこは何事の申やう
ぞとて台(だい)所の沙汰しける女房其文見さしてなげ
たりける是によりて蒔絵師がもとへかさねてい
【縦長楕円印 朱】BnF/MSS
【上欄書入れ】16
【柱】古今巻十六 〇十四