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おなじほどのくせ事なき此やうを馬助入道
かたるをきゝてつかうまつれる
はきさして人のためにはのこすとも
かたむかはきにたれかなるへき
【536】彼定茂承元二年十月廿八日/文殿(ぶんとの)の作文(さくぶん)に
まいりたりけるに夏袍(なのぼう)を気(き)たりけるを
みて上下わらふ事かぎりなし定茂(さたもち)われを
わらふとは知げもなくて其日はやみにけり後
にあるかんだちへのもとへさんじて申けるはひとひ文(ぶん)
殿(との)のさくぶんに夏袍を着てまいりて侍りしを
【上欄書入れ】21
【柱】古今巻十六 〇十九