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コレクション: 養蚕の書

蚕養育手鑑 - 翻刻

蚕養育手鑑 - ページ 10

ページ: 10

翻刻

【右丁】 する事あらし又蚕の情をのつとる事不及して 元をたゝしくせさる時は末上分に治事あらし 蚕を能かわんとする人此理をよく〳〵得心すへし 扨又蚕の小はかひは蚕をよくかわんとする人はた はこの小葉立に似たり先たはこは苗間より念 を入うすくしてなへをふとらせうへ葉とお ほしき時しろへ出しうへこゑを少々にても又は せすとも苗のいたまさる様に植昼はふたをかけて 日にいたませず夜はふたを取て露にあわせ 五六日の間ふたをかけつ取つしてやかてねつく□【と】 思ふ時一番こいをそゝき早速土をよせならし 【左丁】 置時はたはこやわらかにのひたちそれより手入仕かけ 次第存分にふにほき出るもの也又苗をそさうにし□【て】 植やうもおろそかにふたなともせす日にいたませ 或はしめりありて根つくといへともゆたんして一番 こいおそなわり土をも早速よせさる時はたはこ こわくなりて葉枝の分たけしんなと爰にて 究それより何分に手入仕かけをつくす共存分には ほき出る事あらし蚕も其ことくはき立おろ かにして寒風を凌かされは早速滅す若寒風 なくてそたつといへとも桑のめおろそかにあたへ 【虫損部分は群馬県立図書館の別資料を参照しました】