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コレクション: 養蚕の書

蚕養育手鑑 - 翻刻

蚕養育手鑑 - ページ 18

ページ: 18

翻刻

【右帖】 委(くはしく)聞て蚕をとられさる様に用心すへし扨又壁の目 ぬりと【念の誤記】を入すき間なきやうにすへし狭窓出入の 口にはあかりしやうじをさして破るゝたひことに はるへし風少もあたる時は蚕の煩とならんよく〳〵 心つくへし此外遠くにて南風よけに術(てたて)有委は 記に不及  禁物の事太子本記に云 風湿寒暑 麝香 鼠 服火 汚(けかれ)火 馬糞 【左帖】  同 私に云 たはこ 羽虫 煤 くろかね 人糞 塩け 蚕のふんのうむれ 油断  又桑の次第 桑に桂桑慮桑といふあり桂桑は蚕に用て 糸にふし出ると云り蒸桑はふし不出と云り 古へは太子の御教にて冬の内桑にこひをしたると いへとも今は桑大分に有之故人々不用又云いにしへは 太子の御教にていじみを作てぬかを敷蚕をはき