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コレクション: 養蚕の書

蚕養育手鑑 - 翻刻

蚕養育手鑑 - ページ 19

ページ: 19

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【右帖】 入て養けるといへ共今の人々不用此外おほくおしへ 有といへとも時にあたらされはしるすに不_レ及    第四養蚕道具《割書:附|》蚕にて富貴に成たる物語 たな竹籠竹秋の内調置冬春はかいしき共に支度しろへ【脱字あり、しそろへ】置へし かいしきはうすきこそよけれあつきは下より風入さる故に蚕うら しめりて湿気にあたり蚕性悪敷なるもの也是をしる人 すくなし休は四度共に理は少もかはらぬもの也うすかい敷を 好へし第一に小葉養のわくたなをさし置へし籠数三 十枚以下養人は小はかいのたなにて竹休迄沢山也四十枚 以上養人は大かこ八つツか九ツさし位のわくたるをさし置 【左帖】 其上紙帳を三四畳つりに高さ七八尺にこしらへ たしなみ置へし大分養人は幾とをりも持てよし 起炭も分限相応に春の内調置へしかこかいしき はたとはゝ百枚養べきと思ふ人は百四十五枚も 支度すへし蚕初の程はさもなくて庭前には おき時分こと〳〵く喰ふとりてふゑる事有其時分 は大方蚕の売買もなき物なれは道具に手つか いてつくね養つくねやといする時は大分なる損なり 然る時は徳取時節をとらすして損する時節の うめ草なし能々心つくへし又道具調へき余慶